ベストやチョッキを防寒アイテムとして取り入れよう

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防寒アイテムというと、袖までしっかりしたタイプの防寒着をイメージしがちですが、それでは使いにくいこともあります。そのようなときにベストやチョッキなどを取り入れることで動きやすくなったり、ファッションの幅が広がったりするのです。

取り入れるメリットやポイントをチェックし、日常の防寒アイテム選びに生かしていきましょう。

袖がないのが大きなポイント

ベストやチョッキの大きなポイントとして挙げられるのが、袖がないことです。袖がないと寒く感じるのではないかと思いがちですが、袖ありの服をたくさん着込んでしまうと、動きにくくなることもあります。腕を良く動かす場合、複数の袖の布がこすれたり、引っ張り合ったりすることで不快感や動きにくさにつながってしまうことになるのです。

違和感としてはちょっとしたものであっても、常に身につけているものとなるとその違和感は常に感じることとなり、影響も大きくなってきます。できるだけ袖はフリーにして動きやすくして、胴体部分はしっかり防寒をするために、袖がないベストやチョッキは大いに役立ってくれることとなるのです。

どの様な違いがあるのか

ベストとチョッキは違いがはっきりするものではありません。チョッキは日本で使われる言葉で、単なる呼び方の違いとも考えられています。ベストかチョッキかの違いよりは、着方のバリエーションによってそれぞれの個体で大きな違いが生じてくるといえるでしょう。

最もわかりやすいのが、インナーとして着るのか、アウターとして着るのかの違いです。肌着に近い感覚で身につけるタイプのものもありますし、むしろ上着と同じような感覚で着るものもあります。また、かぶって着るタイプと前開きのタイプ、素材による違い、丈の違いなどで様々なものが生まれてきます。

用途に応じて選んでみましょう。

インナーとして着るなら

肌着の上に防寒用として着るタイプのベストなら、動きやすさや肌への影響などを考えて選びたいものです。

肌に近いことでちょっとした不快感を感じやすくなることもあるので、柔らかい素材のもの、きつすぎないものを選ぶ必要があります。また、上に重ね着をすることを考えるとあまり分厚いものは向きません。厚みが出るとそれだけ動きにくさにもつながっていきますから、薄手のものを選びましょう。

防寒の面から考えると薄手のものでは不安を感じることもあるかもしれませんが、素材も進化してきているので薄手でも暖かいものがあります。また、一枚入れるだけでも空気の層が生まれかなりの保温効果が生まれますので、薄いものでも十分なことがあります。

外に着るならデザインが重要

中に着るのであれば見た目はあまり気にならないため機能性を重視して選ぶことになりますが、見える部分に身につけるベストやチョッキならやはりデザイン面を重視して選ぶことになります。自分がどのような着方をするのかを考えて選んでいく必要が出てくるのです。

シャツなどと合わせる場合、シャツがシンプルなものが多いのであれば、ベストなどで色や柄を入れていくのがおしゃれに見えます。どちらも柄になってしまうと合わせにくいです。柄のシャツならベストはシンプルにするなど、自分のすでに持っているアイテムを考え、それに合うものを選んでいくことが求められるでしょう。

動きやすいかどうかもチェックして

腕がないベストやチョッキは比較的動きやすい点がメリットではありますが、形によっては動きにくさを感じてしまうこともあるでしょう。特に腕を通す部分が狭いと、合わせる服によってはきつくなってしまうこともあります。

胴体の太さや腕の太さも人それぞれですから、ほかの人にとって良い形のベストであっても、自分に合っているかどうかはわかりません。見た目だけではわからないことも多いので、購入の際には実際に身につけてみて選んでみましょう。

ほかのアイテムよりもサイズを問いにくいものではありますが、ちょっとしたサイズの違いが身につけやすさにつながりますので、しっかり試着して選びたいものです。

脱ぎ着をするならしわになりにくいものを

防寒用のベストやチョッキとして購入する場合、暑い時には脱ぐことができるものなら体温調節に使いやすくて便利です。

ベストは比較的小さなアイテムなので、不要なときにはたたんでしまっておくこともできるでしょう。しかし、そうして持ち歩いていると、素材によってはしわになってしまい、着用したときに見た目が良くない状態にもなりがちです。

よく脱いでカバンに入れて持ち歩くことが多い場合、しわになりにくい素材のものを選ぶなど気を付けておくと、使いやすくなります。また、脱ぎ着をしやすくする点では前當のものが便利です。

組み合わせを楽しめる

防寒が十分であればベストはいらないのではないかと思う方もいるでしょう。しかし、ファッションの幅を広げる点では大きな意味を持つものでもあります。使っていない方はぜひおしゃれの一部として活用してみましょう。

全体に用いるのは抵抗がある色などをベストで取り入れてみるなどすると、新しい色にも挑戦しやすくなるかもしれません。柄なども、面積が限られているベストだからこそ取り入れられるものがあるでしょう。無難で同じファッションになりがちな方は、ぜひいつもは身につけないようなものにベストからチャレンジしてみましょう。

自分に合ったファッションの傾向が見つかるかもしれません。このようにすでに持っているアイテムと組み合わせが楽しめるのがベストのメリットです。

タイプの違うものをいくつか揃えて

どうしてもアイテムの購入を考える際に、ベストやチョッキは後回しになりがちです。それでも、購入する際にいくつかタイプの違うものをそろえておくことをお勧めします。シンプルなものだけではなく華やかなものも購入しておいたり、前開きだけではなくかぶるタイプのものなども入れてみるなど、すでに持っているものやいつも購入しているものとは違うものを加えてみましょう。

防寒にもおしゃれにも使えます。防寒用であっても、おしゃれなものはアクセサリー感覚でどんどん身につけてみましょう。

便利なベストやチョッキを活用しよう

防寒に使えるアイテムはたくさんありますが、その中でもベストやチョッキは活用しやすく、おしゃれにもつながる便利さがあります。形も素材もいろいろなものがあるので、用途に応じて選びましょう。ほかのアイテムと合わせて身につけることができるので、いくつか違うタイプのものを持っているとおしゃれの幅もぐっと広がっていきます。